BLと同じくらい、むしろそれ以上に原作至上なファンの神経を逆撫でしているこのジャンル。
アンチな皆さんの「嫌いになった原因」をひとつひとつ解説させていただくと…
・異物(オリキャラ・夢主・夢作者)混入
そもそもこれが嫌いと言う方は、本当に原作至上主義な方だと思います。
夢以外で言うと、例えば聖闘士星矢は元ネタがギリシャ神話ですが、恐らく神々をオリキャラ創作して出す小説もダメですよね。
え、これは良いのかな。おかしくない?
・キャラ×自分(異物)の恋愛が気持ち悪い
これは夢が夢としてある限り避けて通れない問題ですね。
夢=キャラ×自分という定義が一般公式になっていますから。私的には夢=簡易乙女ゲーですが←
友情夢などもあるんですけどね。
「基本的に恋愛に興味のないキャラが恋愛していると違和感を感じる」「そもそも自分と二次元を同列にするな」というような意見もありました。
二次元に恋する電波はキモイという過激派もいらせられましたが。
・原作との設定の違い
これは夢に限らずですが…
なまじ「原作沿い」にするとこの傾向が目立って嫌悪してしまう方がいるようです。
好きなシーンが夢仕様(恐らくキャラ→夢主)に改変されていて凹んだ、という方も。
あとヒロインの存在抹消や殺害もあるらしいです。そんなんいくら雑食な俺でも怒るわ。
・トンデモ夢主
夢主の設定にトンデモが多いのはまあ、ある意味仕方ないというか…濃ゆい原作キャラに埋もれないようにしたい作者は多いのよっていうね。
嫌いな方たちは「夢主は大概美人」「最強夢主」「暗い過去持ち」「何か特別な力がある」ってところに違和感を持つみたいです。
自分と違いすぎて共感できないんじゃないか?という疑問も。
まあ美人と最強は私も苦手ですけどね。平凡にかわいい子が良いよ。
・お相手の嫁(公式ヒロインなど)を蔑ろにする。挙げ句虐めて楽しむ
これは最低です。夢好きでも敬遠するタイプ。男キャラマンセーの女キャラ嫌いに多い傾向ですね。
こんなダメ夢が初めての夢遭遇だとしたらその方不憫すぎる…
「蔑ろにする」の部分だけで言うと、私もあてはまりますけどね。史実嫁無視だし。
まあ無双という作品としては逸脱してないと思っているんですが…長政夢読めない書けないし。
公式CPが好きなときって夢主絡ませられないんですよね。女二人で取り合うのは苦手です。
でももし不快な方居たらすみません…
蛇足ですが、逆ハー夢で一人のキャラを徹底的に嫌う夢主は嫌な気分になります。
いや、ギャグとかネタならまだ解るんですが、他のキャラには色目使っておいてこのキャラは嫌いとかさー
兼続でも有ったよ…
そのキャラ好きな人もたくさん居るんだぞと言いたい。
いや、私も書いたことあったけど。前ジャンルで。逆ハーでも色目使ってる訳でもなかったけど。しかしリクくれた友人には本当に申し訳ないと思っている←
・妄想を語られるのが鬱陶しい。痛い。
これが理由として最も多いようです。
友人や知り合いにいちいち夢を薦められたり、会う度夢妄想を語られたり…
私も去年半ばくらいまで色んなとこ(主に茶)で夢書き公言していたのでアレですけど、これはリアルや公共の場で気軽に話して良い内容では無いです。
ましてや興味のない人に話すのは迷惑ですよ。
BLと同じ認識を持った方が良いのです。
ここまで全ジャンルに当てはまることを語ってみたのですが、どうやら夢嫌いな皆さんの好きジャンルはメジャー系のようです。
私からすると、そんな馬鹿夢滅多にねぇよwwとなることでも、夢飽和状態の人気ジャンルでは日常みたいですね。
スウィーツ()笑が多いと思われるジャムプ系ジャンルが酷いらしいです。
うーん、私は本気でハマらないと夢サイトも文サイトも絵サイトも行かないし、肌に合わなかったら即刻退場するので、いまいち嫌いな方の心境が解りません(「語りがウザくてトラウマ」は解りますが)
興味本位でみて「嫌だな」と思ったとしても、そのサイトの管理者の趣向が自分の趣向とはかけ離れていただけですよね。
あとこう言うのは何ですがぶっちゃけた話、内容よりも文章の幼稚さに読んでいられなくなることも(自分の最初の頃のも読めない…)あります。確かに夢はその傾向が顕著です。低年齢化が激しいですし。
でも、他の管理者が全てそんな話を書くわけではないし、素敵な文章を書く人々は沢山居るんです。
大体自分と違いすぎて共感できないとかそんなもん関係ない。共感や感情移入って、夢主になりきるとかそういうレベルの話じゃないですよねそもそも。性別も境遇も全く違ったって感情移入はできます。そのキャラの気持ちを感じ取れれば、それが共感です。
まあとにかく、そんな程度のことでそのジャンル自体を嫌ったり見下したり(「夢ジャンルに素敵な話を書く人が居ないとは限らない」とか何様だ)する必要はないと思うわけですよ。
夢とかBLとかの細かいジャンルに分けていたって、結局は同じ「文章」のジャンルだということを忘れないで欲しいです。
問題となるのは、その話が自分の肌に合うか否かであるということ。
例えば、ある一つのドラマを嫌いだと思っただけで、ドラマというジャンルを嫌いになったりはしないでしょう?
つまりはそういうことです。
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